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美術陶芸コース

     特別授業


上矢部高校美術陶芸コースでは、美術に関する視野を広げ、社会における美術の意義などについて学ぶため、年に数回、アーティストやデ ザイナーなど外部の専門家を招いての「特別授業」を実施しています。

 「社会とART」

1・2年生が合同で、Chim↑Pomの『ヒロシマの空をピカッとさせる』と蔡國強の『黒い花火』について鑑賞し、グループでの話し合いを重ねながら社会とARTのかかわりについて考えました。

日時 平成29年3月6日(月) 10時〜11時40分
会場 視聴覚室
対象 美術陶芸コース1・2年生
内容 
・Chim↑Pom『ヒロシマの空をピカッとさせる』の紹介
・アーティストはなぜこのような表現をしたのだろう?
・蔡國強『黒い花火』の紹介
・2つの事例に対する反応の違いの原因は何だろう?
・社会とARTのかかわり方

主な感想
・アートの発展と社会のルールはそれぞれで水と油のようなものだ、と私は思う。規律に守られたアートはとても味気ない。
・アートは社会の中で存在するので、それを切り離さずに考えていくことが大切だと思いました。戦争や原爆の歴史は、日本人全員が自分の問題として考えなくてはならないので、それを作品のメッセージとして伝えようという作者の意図はアートのあり方として間違ってはいないと思いました。
・芸術の表現は自由で、禁止したり規制するものではないと思いますが、もしその作品が一部の人達を不快にさせるようなものだとしたら、事前に知らせたり、その作品についての意図を伝えたうえでそれを表現すべきだと思いました。表現する人とそれを見る鑑賞者の両方の意思を尊重し合うのが大事だと思います。




  スギヤマカナヨさん「絵本作家という仕事」

絵本作家・イラストレーターとして活躍するスギヤマカナヨさんをお招きし、絵本制作を中心とした幅広い活動や、発想のきっかけや取材、作品にこめた思いなどを伺いました。

日時 平成28年3月14日(月) 10時〜11時40分
会場 視聴覚室
対象 美術陶芸コース1・2年生
内容 
・「犬の記録帳」のこと
・学生時代の活動・就職のこと
・卒業制作「K.スギャーマ博士の動物図鑑」の出版
・発想のきっかけや取材活動
・ワークショップなどの活動

主な感想
・一冊の絵本をつくるのにも全力をかけて徹底して調べていて驚いた。
・絵本をつくるときに親と子どもがいかにコミュニケーションをとれるかまで考えていてすごい。
・ものごとをいろいろな方向からとらえることが大事だと思った。
・美術は、言葉にしきれない抽象的な部分を補完する意義がある。絵本作りは押さなく言葉のつたない子どもの心を助け、成長させるすばらしい仕事だと思った。
・物事はただ起こっているだけで、あるのは自分の捉え方、解釈のみなのだということにすごく納得した。
・絵本など誰でも親しみやすいものにすることで、さまざまな人たちとの交流の輪が広がり、興味が広がるきっかけになると思った。



  横浜美術館見学

美術陶芸コース2年の「総合的な学習の時間」において、横浜美術館で開催されている「村上隆のスーパーフラット・コレクション ―蕭白、魯山人からキーファーまで―」を見学しました。

日時 平成28年2月26日(金) 14時〜15時
会場 横浜美術館
対象 美術陶芸コース2年生
内容 学芸員によるレクチャー、企画展見学、コレクション展見学





  黒柳 奈未子さん「仏像を中心とした保存修復の現在」

芸術文化を継承するうえで重要な意義をもつ保存修復の分野について、現場で活躍している専門家の話を聞き、文化財保存の意義などについて考え、美術に関わるさまざまな仕事のあり方について学びました。
日時 平成27年12月17日(木)10時〜11時40分
会場 本校南学習室
対象 美術陶芸コース2年生
内容
1 保存修復家とは
2 芸大 文化財保存学について
3 仏像の修復について
4 創作活動について
5 アンコール遺跡の修復活動
6 グループディスカッションと発表 

主 な感想

・技術以外に必要な能力がいろいろあることがわかった。
・文化財修復の仕事は、「時空を超える」という表現がとてもしっくりきた。先人たちの考えや技も、像を見て触ってみればすぐに伝わってくる。とても神聖なものだと思う。
・昔からあるものを未来につなげていくというのはステキだと思った。たくさんの人が関わる大切なモノだと思った。
・作家はいかに自分を出していくかが大事だが、修復家はいかに自分を殺すかが大事という話が印象に残った。
・木材ははかない素材だけれどそのはかなさに魅力を感じるというところに共感した。
・ただ新しいものを求めるだけではなく、過去のものをいろいろ吸収して、それを活かした作品づくりを考える必要があると思った。
・今までは作品を見て上手だなと思うだけだったが、これからはそこに秘められた作者の意図も考えられるようになりたいと思った。
黒柳さん


  大滝裕子さん「本の『装幀』ってどんな仕事?」

い ろいろな単行本・文庫本などの装丁を手がけている(株)新潮社装幀室の大滝 裕子さんをお招きし、本の「装 幀」の仕事の内容や、企業内で美術の技能を生かして働くことなどについて学びました。
日時 平成27年3月12日(木) 10時〜11時40分
会場 本校視聴覚室
対象 美術陶芸コース 1・2年生
内容
1 一冊の本ができるまで
2 装幀の仕事とは
3 重松清さんの本の装幀について紹介
4 デザインの仕事をするために必要なこと
5 グループディスカッションと発表 
主 な感想
・同じ人がデザインしたとは思えないほど表現に幅があって驚いた。
・絵描きさんや写真家に協力してもらうため、自分のアイデアをきちんと伝えるコミュニケーション能力が必要だということがわかった。
・美術はひと目見てその人の考えなどがすぐわかる教科で、正解の幅がとても広い。好きなものを覚えておくことが今後の活動のヒントになるので、それを繰り 返 して常態化させておくことが高校時代にやっておくべきことだと思った。

     特別授業

 

    田村 俊明教授「プロダクトデザインを知ろう」

女子美術大学の田村 俊明教授をお招きし、「ドラえもんの“ひみつ道具”からプロダクトデザインを知ろ う!」をテーマに、デザイン全般の基礎概念(発想と伝達)を知り、現実のプロダクトデザインの楽しさや面白さについて紹介するお 話を伺い、美術と社会のかかわり等について学び ました。
日時 平成26年12月11日(木) 10時〜11時40分
会場  本校視聴覚室
対象 美術陶芸コース1・2年生
内 容
1 デザインの基礎概念
2 プロダクトデザインの実際
3 グループディスカッション
主な感想
・発想も大切だ が、それだけではなく自分のデザインを分かってもらえるように伝える能力も大切だと思った。
・情報収集をして社会のニーズを把握し、それに応じたデザインをすることが大事だということがわかった。
・常識的な発想だけではなく、ドラえもんの「ひみつ道具」のような、常識を逸脱した柔軟で誰にも真似できないような発想を作品に 取り入れていきたいと思った。

     特別授業

 

    人権、いのちの尊重に関する研究授業

上矢部高校の「いのちの尊重に関する教育」の目標である「自他の生命や人格の尊重について考えさせ、個人の 尊厳を大切にする態度を育成する。」を踏まえ、美術陶芸コース1年生の美術Tの授業において、西洋美術史上の過去から現代までのさまざまな美術作品につい て生徒が調べ、人の生き方と美術の 関わりなどの視点から考えたことや感じたことを発表しました。
日時  平成26年10月16日(木) 1 校時 8時50分〜9時40分
会場
 南学習室
対象
 美術陶芸コース1年生
内容

1 生徒が調べた作品・作家について発表
2 他生徒からの質疑応答
3 学習のまとめ

      西洋美術1       西洋美術2

     

    山野雅之教授「ヒーリング・アートの実践」

上矢部高校の「いのちの尊重に関する教育」の 目標である「自他の生命や人格の尊重について考えさせ、個人の 尊厳を大切にする態度を育成する。」を踏まえ、女子美術大学の山野雅之教授が医療機関等で展開している「ヒーリング・アート」の 取組みについて学び、人間の心と体をいやす美術の働きなどについて考えを深めました。
日時 平成26年3月10日(月) 10 時40分〜12時20分
会場 本校視聴覚室
対 象 美術陶芸コース1・2年生
内容 
 1 ヒーリング・アートについて
 2 医療空間におけるヒーリング・アートの果たす役割
 3 ヒーリング・アートの可能性を探る
 4 グループディスカッション
ヒーリングアート
主な感想 
・病院でヒーリング・アートを施すことによって、子どもたちの感じる印象が大きく変わることに驚いた。
・人を落ち着かせるだけでなく、人をつなぐ手段になったり、人を励ましたり支えたりすることもできることがわかった。
・相手の気持ちになって考え、それを見たときにどう思うかを考えて環境をデザインすることが大事だと思った。

      

    伊藤有壱さん「画面に生命を吹き込むアニメーション」

日本を代表するアニメーション作家 の伊藤有壱さんに、作品の制作過程や表現の工夫についてうかがい、映像の もつ表現力や役割などについて考えました。

日時 平成25年12月16日(月)9時50分から11時40分
会 場 本校視聴覚室
対象 美術陶芸コース1・2年生
内容 
 1 Animation Studio I.TOONについて  
 2 NHKプチプチ・アニメ『ニャッキ!』の上映とメイキング・作品解説
 3 作品『ハーバーテイル』の上映とメイキング・作品解説
 4 グループディスカッション
特別授業